ストラディヴァリウス☆究極の音楽美と出逢った日 |
くっきりと鮮やかなブルーの空。
いよいよ、夏の到来ですね・・・☆
今日は、
先日の出張の際に過ごした、
至福のひととき、
こちらのお話を・・・♪
音楽好きな私ではあるけれど、
ストラディヴァリウスの音と他のバイオリンの音の違いがわかるほどではないのに、
こんなすごい楽器の演奏
聴きに行くのは早いかなあ・・・
なんて思っていたこのコンサート。
行ってみたら・・・
もう・・・
本当に、本当に・・・
行ってよかった!!と思いました。
こんな素晴らしい演奏会、
今まで行かなかったのがもったいないくらい・・・!
感激しました!
素晴らしかったです...!
じつは席も、最前列(笑)。
席に座ると、
譜面台の文字まで見えそうな距離感!
開演前から胸が高鳴る中、
目の前に登場した、
ストラディヴァリウスを手にした
ストラディヴァリ・ソロイスツの皆さん・・・☆
最初の一音が鳴った瞬間から・・・
震えました!
ストラディヴァリウスの魅惑の世界に
一気に引き込まれていった感じ・・・☆
なんでしょう、この美しい音色・・・!
圧倒的なまでの演奏力!
うっとりするほどの美しい音楽の世界に、
言葉にならない感激でいっぱいになりました・・・☆
すごかったのは、
演奏する
ベルリンフィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツの皆さんの、
驚くほどの技術力の高さ!!
もうほんと、演奏うますぎです(笑)。
指揮者なしの弦楽アンサンブルで、
ここまで息が合うのか・・・
と圧倒されます。
一音一音、
全員の魂がひとつになって、
ハーモニーを奏でている・・・
というのがぴったりくるような演奏。
まさに、生き物と言える、
ストラディヴァリウスの
繊細で気高く、多彩な音色・・・☆
音に色彩感をこれほど感じたのは初めてでした。
13人の弦楽器のみで編成されているとは思えない、
30人くらいでオーケストラ演奏しているんじゃないか・・・と思うほどのすごい演奏です(笑)。
私は、
胸を震わせる感動のあまり、
途中で思わず涙があふれたことも・・・。
ホール全体が
いつしかストラドの音の余韻や
そのあとの一瞬の沈黙にさえ、
ひとつになって耳を傾け・・・
息をのむほどの感動の渦に包まれるなか、
気づけばあっというまに
6曲ものプログラムのフィナーレを迎えていました・・・☆
アンコール曲では、
「かつて、ベルリンフィルの指揮も務めたことのある
ベルリンとゆかりの深い人の曲を演奏します」
とご紹介がありました。
それが、
日本人作曲家・貴志康一さんの「龍」
会場でもある兵庫県育ちで、
80年ほども前にベルリンフィルの指揮もされた、
才能あふれる音楽家でありながら、
25歳の若さで他界された貴志さん。
ヴァイオリン・ソロパートは、
彼が所有していたストラディヴァリウス「キング・ジョージⅢ」で演奏されるという
心ニクイ演出で、
和の世界がホール全体に広がって、
感動的でした・・・☆
ストラディヴァリウスの不思議な魅力のひとつが、
「前の持ち主の弾き方や音が
残っているようである」、
ということ・・・
貴志さんの音楽が、楽器が、
今こうして
ベルリンフィルの名手たちによって受け継がれていく・・・
奇跡のような瞬間に
心が震えました。
今から300年前、
アントニオ・ストラディヴァリによって作られた
ストラディヴァリウス。
300年の月日から見れば、
人間の一生は、はかないものですね。
そんな、
限られた人間の寿命の中で、
選ばれた名手だけが、
ほんのつかの間、
ストラディヴァリウスとともに生きることを許される。
ストラディヴァリウスの輝くような音色は、
気が遠くなるほどの練習のたまものがなければ、
生み出されないと言います。。。
そうして生まれた、
感動的な音が、
人々に受け継がれていき、
これからも、
歴史を刻んでいくのですね・・・。
「この演奏は、
人類が耳が知る、
最高の贅沢かもしれない」
と言われるこのコンサート。
2年に1度、
世界にわずかしかない
ストラディヴァリウスが
300年以上の時を越え、集結し、
奇跡のような音を奏でる、
この貴重なサミットコンサートに出逢えたことに、
心から幸せを感じた夜でした・・・☆
すごく長くなってすみません・・・(笑)。
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心から感謝申し上げます・・・☆
わたしまで鳥肌たちそうですよ。
魂の浄化ですね。
あぁ・・わたしも行きたいナァ
とても嬉しいコメントを、本当にありがとうございます。
感激しました・・・☆
私は、音楽は楽しむだけが専門なのですが、
素晴らしい演奏を聴いたときには、
演奏者と聴衆の間に生まれる、さまざまな感動がありますよね。
おっしゃるとおり、美しい演奏を聴かせてくれる演奏者は、
その美しさに裏打ちされた努力と、人間力のようなものが、
感動的な音を紡ぎ出してくれるのだと、私も思います。
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