自然体で、自然とともに・・・☆ |
温かな日曜日となりました♪
明るい日の光、
本当に嬉しいですね☆
ちいさな、
菜の花が咲いていました・・・♪
枯れ草の間から顔を出した光景が、
早春らしい・・・☆
爛漫と咲く菜の花畑も素敵ですが、
まだ寒い2月に、
枯れ草の間から
こうしてやっと咲き始めた一輪の花が、
どれほどのぬくもりをくれるか・・・
その美しさに、
今はこころひかれます。。。
先週から続いた、
研修の日々。
ドイツのトップフロリストマイスター
ウルズラ・ヴェゲナー先生からは、
本当にたくさんの
大切なことを教えていただいています。
じつは、
昔、
フラワーデザイナーとしてはまだまだ未熟だった頃、
背伸びして、
ヴェゲナー先生の本を買ってみたものの、
そこに書かれていることが
全然理解できませんでした・・・(苦笑)。
(参考資料より。今から25年ほど前のヴェゲナー先生の作品)
25年前といえば、まだ日本はバブル期。
(まだ私はお花に携わっていませんでしたが…)
当時は、枯れものを使うなんて、
ありえませんでした。
私が、
ヴェゲナー先生の素晴らしさを
本当に理解できるようになったのは、
まだわりと最近のこと・・・。
花一本一本の命の美しさを
本当に大切にした、
自分自身が自然そのものとなって
花の気持ちまで理解しているかのような花の扱い・・・。
ヴェゲナー先生には、
「わざとらしさ」「安っぽさ」
「技術をひけらかそうとするエゴ」
といったものがまったくなくて・・・
ああ、
エゴをそぎ落とした、
本当の自然体で生きる人というのは、
こういう人のことなんだな・・・
と、ヴェゲナー先生を見ていると思うのです。
自然というものを本当によく観察し、
自然への賛美と畏敬の念をもって
作品を作ることの大切さを、
無言のうちに
教えてくれます・・・。
切花としてきれいにお店に並んでいるお花の美しさだけを見ていては、
気づかない本当の美しさがあること・・・
ヴェゲナー先生のおかげで、
私にも、
このごろようやく少しはわかってきたかな。。。^^
これがわかるようになるには、
フラワーデザイナーとしても、
一人の人間としても、
人生経験が必要なのかも・・・^^
今日の青空。
葉を落とした
もみじの木の向こうに見える空が、
とてもきれいに見えました。
春はもうすぐですね・・・♪
自然を見つめていると、
人としての生き方も教えてくれる気がします。
いいことだけでなく、
苦しいこと、辛いことも、あるのが人生で。
喜びも悲しみも
あるがままのすべてを受けとめて、
私も自然体で生きていける人間を
目指していきたいな・・・って思います☆
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本日もご訪問ありがとうございました。
皆さま、明日からの一週間も笑顔でお過ごしくださいね♪
春ですねぇ~♪
野に咲く一輪の花が可愛らしい~
>切花としてきれいにお店に並んでいるお花の美しさだけを見ていては、気づかない本当の美しさがあること・・・
これって凄く大切なことって私も思います
写真が趣味になってからは考え方も見方も変わってきたかなぁ。。。
今まで綺麗だと信じて疑わなかったものがつまらない(と、言っては言い過ぎですが)ものに見えてきたり
逆に今まで興味のなかったものにこそ、素晴らしい輝きがあるということに気がつかされたり。。。
不思議です
自然とそう感じるようになったんですよね。。。
たぶんすずさんが感じてらっしゃる意味合いのものと似てるとこがある気がして・・・
ちょっと言葉足らずで私の言いたいことが伝わりにくいかもですが^^;
>いいことだけでなく、
苦しいこと、辛いことも、あるのが人生で。
喜びも悲しみも
あるがままのすべてを受けとめて、
ぅんぅん、そうですね
私もそんな風に有り続けたいです^^
もう菜の花咲いてたんですねッ・・・♪
蓮ももうすぐそこまでやってきている・・・そんな関西なのかな。
切花も枯れ花も自然に生えている木々・・・みんな綺麗ですね♪
でもやっぱり青空の下の植物が一番好きかなぁ~^^
菜の花が咲くと俄然春を感じますね。
明るい色が暖かさを感じさせます。
自然感のあるフラワーデザイン、知識のない私にも分かる様な気がします。
>自然というものを本当によく観察し、自然への賛美と畏敬の念
ここがポイントなのでしょうね。
今日も昨日に続きいいお天気ですね(^-^)
今日の記事のさりげない言葉に感じるものがあります(*^^*)
生身の人間であれば、嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、たくさんありますよね!
それからただ逃げているだけではいけない、それを乗り越えていかなければ自然体で生きていけないのだと思います。
私自身いろいろなことを反省するよい機会になります(^-^)
ドイツ人の先生の作品、ただ拝見しただけでは解らないことを教えて頂き改めて拝見するとすずさんのおっしゃること少し理解できたように思います(^-^)
なるほど、そんなふうに、作品がすばらしくためになる教えが多いだけではなく、人間としてもとてもすてきな方なんですね! ヨーロッパというと、文化的には自然を服従させるという感覚があるので、自然の側に立ち、自然を活かして花を飾られる先生がいることに驚きもし、うれしくも思います。自然の中でも、枯葉のおかげで、地面や土の中で育つことができる芽があり、新しい命も育っていくし、厳しいことや辛いことも、確かに人生の、自然の一部で、それがあってこそ、肥やしになって、よりよい方向に育ってもいくのでしょうね。最近いろいろあるのですが、私も頑張ります! お花に添って、ご自分の感受性と心に添って、自然や先生方の教え、振る舞いから考えられるすずさんのお言葉、わたしの心にも自然と染み込んできて、勇気を与えてくれます♪ ありがとうございます。
今回は、フラワーデザインの話をいろいろ書いたので、
なんかわかりづらくてコメントしづらい記事になっただろうなあ~なんて思っていたから、
こんなにも共感いただけてすごく嬉しかったです・・・☆
切花の、あの整えられた、華やかなきれいさも、
もちろん素敵だし、
若い頃は、おしゃれで生き生きしたものこそが、
生活空間に華やぎや喜びをもたらしてくれるもの、と思っていたんです。
もちろん、今も、そういうのも好きだし、
そんなもののほうが一般ウケもするし、
レッスンはやはりそういう生徒さんに喜ばれるものにすることを心がけているんですが、
人生経験を積むと見える、うわべだけでない美しさや深みというものに気づけるということなのかもしれませんね。
…って、私もまだまだ経験不足で(笑)、
だからこそ、自然体で生きることの大切さを、教えてもらっている日々の途中かな?なんて思っています。
mischeさんとは、そのあたりのこと、いろいろお話が通じ合える気がして、すごく嬉しく思っています。
素敵なご縁をいただけたこと、心から感謝です・・・☆
こちらのほうは、
通常はわりと寒い地域なので、春の訪れも、比較的ゆっくりではあるんです。
梅の花も水仙も、じつはまだもう少し先って感じで、
その辺がやはりいくら雪が降らなかったとはいえ、よそより寒い地域なんだな、と実感します。
菜の花も、ようやく枯れ草から顔を出したのを見つけた、って感じで・・・
でもそういうのが、厳しい季節を越える喜びなんですよね♪
青空の広がる日、これから増えそうですね♪
嬉しい季節がやってきそうですね☆
菜の花の明るい黄色、見つけるととても嬉しくなりますね♪
自然への畏敬の念と賛美、
本当に大切にしていきたいっていつも思っています。
そういう気持ちが、
花を通しての感性にもつながり、
人間としても心を磨くことに繋がるのかな・・・なんて思ったりしています^^
そういう意味で、
いとのりさんの自然への温かなまなざしに、とても見習いたいものを感じています。
人はともすれば、
自分が、自分が・・・と、まず自分のエゴが出てしまいがちだと思うのですが、
あるがままを受けとめられるようになれば、
自然にエゴというものが削られていくものなんですよね。
私もまだまだそういう域に至るには、
未熟な部分だらけなのですが(笑)、
いい面だけでないマイナスの部分も、あるからこそ人生は楽しいのだ、と思えるようになれたら、
エゴのない自然体に近づけるだろうな、って思っていて。
どんな環境も受けとめて咲く花から、
そんなことを教えてもらっている気がするんですよね。
未熟だからこそ、人間はおもしろいのですよね♪
今回の記事は、
わかりづらい書き方をしてしまったので、
言いたいことが伝わる方は限られているかも・・・と思っていたので、
なおこさんに理解していただけたことがとても嬉しいです。
おっしゃるとおり、
ヨーロッパでは、自然や植物は人間の手で支配できるのだ、という考えがありますものね。
国によっては、とくにその思想が、現代のフローリストの仕事の中に色濃く出ている国民性もあるのを私も感じます。
ドイツでも、このヴェゲナー先生に並ぶほどの自然観察力の高い人はあまりいないかもしれませんし、
この先生の感覚は、少し日本人の感覚と通じる点が多いのかもしれないと思うこともあります。
芸術の分野でいう、「自然主義」とも近い気がしています。
そして、その自然にそった生き方が、
人間性にも大きな影響を与えている気がするんですよね。
本当に学ぶことの多い先生です。
また、別の角度からも、しつこく(笑)この研修のことにふれたいと思っています。
またよかったら読んでみてくださいね☆
フラワーデザインを学ばれておられたのでしょうか?
私は、それほどフラワーデザインに長い年月のキャリアがあるわけではないので、
ヴェゲナー先生の本当に伝えたいことの意味が深くわかってきたな・・・と感じられるようになったのは、
わりと最近なんです。
とても深くて、でもわかると眼が覚めるような気持ちにさせてくださる素晴らしい先生ですね。
心のこもったコメント、ありがとうございます。
鍵コメさんにとっては、
ドイツでの思い出あるお花が、
ご自分にとっての本当のお花なのですね。
切花を売るお花屋さんは、
やはり一般的に売れるもの、うけのよいものを扱わないとお商売は難しいでしょうし、
いけばなをのぞいた日本のフラワーアレンジは、
どうしてもパッと見の華やかさや、言い方は悪いですがミーハーなおしゃれっぽさがやはり主流ですから、
それにあわせて、きれいなお花を生産者さんは一生懸命作っておられる努力も、
私はとても尊敬していますし、大切にも思うんです。
ヨーロッパでも、ドイツは、隣国に比べて、
決してお花が簡単に育ちやすい生育環境に恵まれてはいない国だと思うので、
その分お花をとても大切に、愛おしく扱っておられる文化があると思うので、
その点が素晴らしいですよね。
そこは日本も似たところがあるかもしれません。
それぞれの国や文化によさがありますね。
こどもたちが道端で摘んだ花束をくれたなんて、
素敵な思い出ですね。
幸せな気持ちや元気をくれる花は、
その人にとって、一番の花ですね☆