ヒオウギと、日本の機能美☆ |
多くの被害をだしてしまっているようで・・・
皆さまの地域は大丈夫でしょうか。
まだ雨雲は去らないようですので、
どうぞお気をつけてお過ごしくださいませ。
夏の花、ヒオウギがきれいに咲いていました。
ヒオウギ、好きなんです。
祇園祭にも欠かせない花ですね☆
扇形の葉は、
末広がりでおめでたいことや、
厄除けの花であることから、
祇園祭で必ず飾られます。
ご近所のお庭では、
すでに結実している花もありました。
こっちは、お花の色が黄色ですね。
秋には、
黒い実ができます。
「ぬばたま」といった言葉で、
「夜」を表し、和歌にも登場するこのヒオウギの実。
魔よけのシンボルとも言われる実なのです☆
この花は、
水を感じさせるお生花で上品に活けるのが、
一番合っていると思います☆
花は、朝咲いて夕方にはしぼんでしまう
はかない一日花なのですが、
次々につぼみが咲いていくので、
真夏でもかなり長く楽しめます。
私の家でも、
7月の猛暑のころから、
つい先日まで、
3週間以上活けていたんですよ☆
真夏に、
これだけ長く、
しかも涼やかに花を飾って楽しめるのは、
嬉しいですね☆
こういうとき、
やはり、
日本の伝統的な生け花の文化は、
非常に機能美に優れた、
じつは究極のモダンといえる
素晴らしさがあることを感じます・・・☆
私がメインとしてやっている
フラワーアレンジの考え方は、
欧米から輸入されたものがもとになっていますが、
今後のフラワーアレンジメントは、
古来からの日本の文化的なよさとを融合した
新しいデザインが求められていくのではないかな・・・
と、思うのですよね・・・☆
私の町は、
今日はお昼間は雨はありませんでしたが、
さきほど一瞬夕立のような雨がありました。
雨雲が去るまでは、注意が必要ですが、
みなさま、どうぞお気をつけて、
よい晩夏をお過ごしくださいませ・・・☆
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本日もご訪問ありがとうございました。
明日も皆さまにとってよい一日でありますように・・・☆
すずさんのブログは勉強になります。
毎回拝見してますよ。(笑)
勉強になりました。
ヒオウギ我が家でも咲いています。お花の期間が長いんですね。
素敵なお花ですよね。黄色もあるとは知りませんでした。
黒い実も飾ってありますが、このお花のものだとはちょっと不思議な感じがします。
日本の機能美、素敵な言葉ですね。
すこしだけでも、理解できたらな、と思います。
最近は雨がひどいですね・・・
天候が不安定で。
すずさんのおかげでまたひとつ
お花のことがわかりました(^^
あんまり花のことは詳しくないので
すすさんのブログを見て
少しずつ詳しくなっていこうと思います↑
ヒオウギ、素敵ですね♪
長いこと花は知らずにいました。
今でも「ヒオウギ」と聞くととっさに実の方を思い浮かべてしまいます。
アレンジメントも愛らしさや華やかさも好きですが
いけばなの、空間と線を生かした美しさも好きです。
ヒオウギの花色も素敵ですね♪
ヒオウギ、お花も、小さいけれどどことなくエキゾチックな感じで
でも和な感じもして不思議な魅力がありますね
黒いツヤツヤした実はとっても可愛らしい!
実だけでこんなに絵になっちゃうなんて!
目からウロコ、ほんといろいろ勉強になります
いつもありがとうございます♪
ヒオウギという名前、知りませんでした。
和でも洋でも使えそうな魅力的なお花ですね。
しかも縁起がよい葉の形で。
夏に3週間も活けておけるなんて、本当にありがたいですよね。
黒い実も初めて見た気がします。
「ぬばたま」ってこれだったんだ~って勉強になりました。
雨続きで夏らしさを感じないうちに、晩夏となり、いよいよ
切ない気がします。秋の訪れは早いでしょうか・・・
とても嬉しいお言葉を、
本当にありがとうございます。
ただ花に携わってきた中で知ったこと、
ちょっとしたことを書いているだけではありますが、
そのようにおっしゃっていただけて光栄です☆
私もつよしさんの
季節のうつろいを感じる素敵なブログ、
楽しみに拝見しています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします☆
「ぬばたま」は、
和歌の中で、
「夜」の枕詞ですね。
この黒い色に、古人は夜を感じたのでしょうね。
私が機能美を感じたのは、
やはり、
たくさんの花を、
吸水スポンジというものに挿していくことが多い欧米のアレンジメントにくらべると、
いけばなは見た目の涼やかさや、
長い目で見たときの花のもちのよい扱い方、
そして引き算の美学など、
さまざまな意味で機能的で芸術性のある美的感覚を
つくづく感じるからなんです。
花を扱ったり、デザインしていく経験から感じたものなのですが、
それだけにとても奥が深くて、
改めて日本人の美的感覚の素晴らしさを実感しているんですよ☆
花のことしか知識はない私ですが(笑)、
そのようにおっしゃっていただけるととても嬉しいです。
私もアソゾラタクトさんのブログを楽しみにしています☆
そちらのほうは、
雨は大丈夫でしたか?
夏休みもあと少しになってきましたね。
お身体に気をつけて、残りの夏を愉しんでくださいね☆
コメント、本当にありがとうございます♪
いけばなではヒオウギは実を扱うのですね。
お花を活けられることはありませんでしたか。
流派によって、違いがあるのでしょうかね。
祇園祭には欠かせない花として、
京都では祇園さんの周りには
祇園祭の期間にたくさんヒオウギの花が活けられているようです。
そんなわけで、
とくに京都にゆかりの深い流派だと、
ヒオウギは、夏には必ずヒオウギの花をお生花で活けるようで、
私も年に一度、
季節ものとして、活けるのが楽しみなんです。
いけばなのような、
日本の文化の中に生きる
日本人がもつ美的感覚を大切にした、
これからのフラワーデザインと言うものを、
私は提案していきたいなと思っているんです☆
コメントを、ありがとうございます。
ヒオウギの実、独特の美しさがありますよね。
つやつやしていて、
昔の人は、
この黒い色から、「夜」を感じて、
和歌に詠んだりしたみたいなんです。
昔から、人々に愛された植物なんですよね☆
これから、秋になると、
実が見られるようになると思います☆
お花屋さんにもときどき置いてあったりすると思うので、
機会があれば、ぜひご覧になってみてくださいね☆
もしお手にとられる機会があれば、
ぜひともmischeさんの美しいお写真として拝見できると嬉しいです♪
この黒い実、魅力的ですよね☆
秋に実は出回るので、
和風の活け方はもちろん、
つかいかたによっては、
ハロウィンなんかのアレンジにもおもしろそうかもしれませんね♪
愉しんでいただけたらとても嬉しいです☆
コメント、本当にありがとうございます♪
こちらへのご返信がぬけていました(汗)
本当に失礼ばかりですみません。
ヒオウギ、初めてご覧になられたのですね。
見ていただけて嬉しいです。
どこかエキゾチックな感じもある花は、
和でも洋でも合いそうですよね☆
水盤に活けると、
涼しげで、
毎日次々に新しくお花が咲いてくれるので、
本当に真夏に目を愉しませてくれることがありがたかったです。
ぬばたま、夜の枕詞として、
和歌で出てきますよね。
このつやつやした黒い実から、
夜を思った昔の人は素敵ですよね☆
秋の訪れ、早そうですよね。
9月、10月に猛暑が戻ってこないかちょっとこわいですが(笑)。