吾もこうありたい・・・☆ひそやかに咲く紅の花☆ |
写真を整理できたら、
また旅のようすを書かせてくださいね☆
今日は、旅行の前に見かけた花を・・・
秋の花、ワレモコウ。
風情を感じる花ですね。
たくさん咲いているところがありました。
実る稲穂とともに・・・。
ワレモコウは、
いろんな漢字があてられ、
「吾木香」(「わが国の木香(芳香のある木)」や、
「割木瓜」(花の形が、割れ目を入れた木瓜の模様に似ているため)
などもありますが、
一番なじみがあるのは、
「吾亦紅」
という字だと思います。
「吾(われ)も亦(また)紅(くれない)なりと ひそやかに」
と歌ったのは、高浜虚子。
濃いエンジとでもいうような、
暗い所で見ると、
ほとんど黒に近いような、
独特の渋い色合いをもつワレモコウの色。
実のように見えるのは、
花びらのない小さな花の集まりで、
野山に、ひっそりとたたずむのが似合う花。
秋らしい風情があるのに
秋の七草に選ばれなかったのは、
そんな地味な印象のためでしょうか・・・^^
じつは、
私も、
この花がこんなにたくさん咲いているのに、
すぐにはこの花に、
気づきませんでした(苦笑)。
よく注意して見ないと気づいてもらえないような存在だけど、
それでも、
「私も、紅い花なんですよ」
と控えめながら、
主張している・・・
さまざまな和歌にも謳われるなど、
この花を愛した日本人が多いのは、
そんな控えめな、
秋らしい情緒ゆえでしょうね・・・☆
ススキとワレモコウが咲く風景に、
若山牧水は、
こんな歌を残しています。
吾木香すすきかるかや秋くさの
さびしききはみ君におくらむ
ススキは、
あの世とこの世の結界の指標でもあるとされています。
そんなススキと
暗い紅色のワレモコウの咲く
荒涼とした世界に、
思いを遂げることのできない愛する人を思い、
「寂しき極み」
を、牧水は感じたのでしょうか・・・。
ひかえめで寂しげでありながらも、
内に秘めた情熱さえ感じる
紅色の花・・・☆
「われもこうありたい」
あるいは、
「われも恋う」
とも解釈されるこの花は、
本当に多くの人が
それだけこの花に魅せられ、
愛されたということなのでしょうね・・・☆
「ああ、ワレモコウ?私も好きなの。
山に咲いているのを見つけたら、嬉しくてね。」
通りがかったおばさまが、
声をかけてくださいました。
ワレモコウが、
秋らしい
温かさをくれたひとときでした・・・☆
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遅くなっていたコメントのご返信、
このあとさせていただきますね。
旅行中も、温かなコメントをくださったみなさま、
本当に嬉しかったです☆
本日もご訪問ありがとうございました。
明日も皆さまにとって素敵な一日でありますように・・・☆
初秋のお出かけ、どこへ行く? 秋探しお散歩スポット!
吾亦紅 勉強になりました。
ありがとうございました。
吾亦紅この赤というか、えんじ色って好きです。
ちょっと位色だけど・・・なんとも言えない和的な色合いですよね~
ススキに、そんないわれがあったとは、知りませんでした。
気付けば、すっかり秋になってしまい。。。40℃だった夏が、懐かしいです(笑)
すずさんの 旅♫ アップ楽しみにしておりますねヽ(^。^)ノ
ご旅行いかがでしたか^^
またお土産話も楽しみにしていますよ♪
今日のお写真はいかにも秋らしく
大人っぽい雰囲気で素敵です!
あぁぁ・・・こうゆう小さな秋も見逃しちゃダメですよね
反省です(笑
いつも素敵なお写真ありがとうございます
旅の疲れもおありでしょうからゆっくりとご無理なさらない程度に。。。
でも更新は楽しみにしています(笑 ぇへへ(#^.^#)
今日も勉強になりました。
紅には見えないかもしれないけれど、吾もまた紅である。
私も内には燃えるような情熱を秘めているのかも、
そんなこと思いました。
名前も、お花の色も、素敵ですね。
若山牧水は我が郷土生まれの歌人です^^
先日たまたま生家近くを通り、花のバス停の写真撮りました。
すずさんが歌を紹介されてされ、嬉しく思います(^^)
吾亦紅は余り目立たない花ですが、何故か心を惹かれますね。
秋の高原を連想させる花だからかも知れません。
お写真の様に沢山花を着けたものはなかなか見られないですね。
こちらでは見頃を少し過ぎてしまいました。
ワレモコウのお話が聞けてよかった♡
先日、お花屋さんで買いました。
野山のないところでこども時代を過ごしたので、数年前にお花屋さんで出会うまでワレモコウを知りませんでした。
画像のお外でのワレモコウに惹かれました。
居から、キョロキョロとワレモコウを探しながら、挙動不審に歩くようになるかも~(通報されないように気を付けます^^)。
牧水は情景が目に浮かびますよね。
そんな意味で、「コルトナの朝」を思い出しました。
のんびりと、更新を楽しみにしています^^
若山牧水のこの歌が好きで、高校生の頃、吾亦紅という花が
好きになりました。
秋らしい深みのある色、たくさんの方が歌に詠む風情、
魅力的な花ですよね。
吾亦紅も入れた深みのあるすずさんのアレンジが
見たいです~♡
お花屋さんでしか見ないのですが、野に咲く風情が
やっぱり素敵。
花を通じての会話も温かくていいですね^^
おかえりなさい。
吾亦紅の花、子供の頃、六甲山で父と植物採集して
押し花を作って夏休みの自由研究にしました。
その時が、吾亦紅との初めての出会いで
晩夏から秋にかけてお花屋さんに出回ると
なつかしさで買ってしまいます^^
今はなかなか自然のままに咲いている様子は見られないですね~
すずさんのブログの素敵なお写真で見ることができて
嬉しいです~^^
旅のお話楽しみにしていますね。
吾亦紅が群生していると感動しちゃいます。
ゆらゆら♪~揺れて撮りにくいけど(*'‐'*) 笑^^
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°・:,。★\(✪ฺܫ✪ฺ)♪ありがとう♪(✪ฺܫ✪ฺ)/★,。・:・°ございました。
吾亦紅 そうですね。
寂しそうな秋の雰囲気 たっぷりの花ですよネ。
庭の吾亦紅 赤味がかった花が黒色になったので、
剪定して部屋にドライフラワーのように下げて飾ってあります。
野趣味がかって、又 イイものです。
ご返信がとても遅くなってしまいまして、
本当にすみません。
つたない文章で長々書いてしまいましたが、
読んでいただいて光栄です。
ワレモコウ、
味わい深い花ですよね。
コメントをくださって嬉しいです。
ありがとうございました!
コメントをありがとうございました。
返信、すごく遅くなって、
本当にすみません。m(__)m
ほんと、
すっかり秋ですよね。
例年だと、
まだ9月は残暑が感じられる時期ですが、
今年は秋の訪れが早いですね。
そうでしたね~。
Kaorunさんのお住まいのあたりは、
40℃くらいになったりしていたのですよね。
猛暑はつらいけど、
過ぎれば、
そんなときも懐かしいですね。
どうぞいい秋をお過ごしくださいね。
温かなお言葉、
いつも本当にありがとうございます。
返信、すごく遅くなってしまいまして、
本当にすみませんでした。
Misheさんは、
いつも小さな季節のうつろいや、
自然をとてもよくご覧になりながら、
過ごしていらっしゃること、
感心しているんですよ♪
お優しい労いのお言葉、
本当にありがとうございます。
記事も楽しみにしてくださっておられるというお言葉は、
本当に嬉しいです☆
拝読してすごく温かな気持ちになりました。。。☆
旅から帰ったと思ったら、
またすぐ出張と、
バタバタしてしまって
コメントのご返信さえままならなくて申し訳ないのですが、
またいろいろ記事にしていきたいと思いますので、
またぜひご覧いただけると嬉しいです☆
温かなお言葉、本当にありがとうございました!
コメントをありがとうございます。
返信がとても遅くなって、
本当にすみませんでした。
ワレモコウ、
共感いただけて、
とても嬉しいです☆
内に秘めた情熱を感じる、
味わい深い花ですよね。
コメントをお寄せくださって嬉しいです。
本当にありがとうございました!
嬉しいコメントを、ありがとうございました!
…返信がすっかり遅くなってしまって恐縮ですが…(汗)、
先日のバス停の記事、
牧水の生家のお近くだったのですね!
あの記事を拝読したときも、
旅先でのスマホ訪問だったもので、
コメントを残せなかったのですが、
お花がひっそりと咲いていて、
素敵だなあと思っていたので、
すごく嬉しくなりました♪
記事にしたタイミングも、
素敵な偶然に感激です☆
嬉しくなる、
素敵なことをお知らせくださって、
本当にありがとうございました!
こちらへのご返信が、すっかり遅くなってしまいました。
本当に失礼で、すみません。。。
いとのりさんが以前記事でご紹介くださった、
吾亦紅の歌、
とても心に残っています。
本当に、心惹かれる花ですね☆
私もこんなに咲いているところは初めて見ました。
そろそろワレモコウも盛りを過ぎるころのようですね。
寂しいですが、
今年は、いとのりさんとも
ワレモコウを通じてこうしたお話ができて、
とても嬉しかったです。
ありがとうございます☆
ご返信がとても遅くなってしまって、
本当にすみません。
ワレモコウ、
田舎暮らしの私も(苦笑)、
初めて見たのは、切り花でした。
自生しているものは、
野山で見られることが多いみたいですね。
この写真のは、
田んぼもあるような平地だったので、
種が落ちてこんなに育ったのかもしれません。
旅のお話や、
そのほか、
いろいろ書きたいことがだんだんたまってきてしまっていて、
どう整理をつけようかと思う状態になりつつあるのですが(苦笑)、
少しずつ記事にしていきたいと思いますので、
またぜひ見てくださいませ☆
楽しみにしているとおっしゃっていただけて、
すごく励みをいただきました☆
本当にありがとうございます♪
高校の頃から、
牧水のこの歌に惹かれておられたのですね☆
高校生のころから、
豊かな感性をお持ちだったのですね。
私は、
この歌の気持ちがわかるようになったのは、
ようやくこの年になって、という気がします^^
ワレモコウの深みのある色、
本当に魅力のある花ですよね☆
ワレモコウを入れた花束、
やっと先日記事にしました^^
ワレモコウはどこか郷愁を誘う花ですね。
おばさまとの会話、
私も温かな気持ちになって嬉しい時間でした。
花を通じて、
そんな温かな心のふれあいがあること、
嬉しいですね☆
ご返信がとても遅くなってしまいました。
本当にすみません。
ワレモコウは、
日本人の感性にとても合う花ですよね。
遠くイタリアから、
なおこさんに、
こうした日本の秋を感じていただけて、
とても嬉しいです。
牧水のこの歌は、
人妻で会った牧水が愛した女性を思って書かれた、
と言われているようです。
その女性が病弱であった点も含めても、
ススキの部分などに
もう少し深い意味を重ねてみると、
亡き人への詩かもしれないとも思えて、
さらにこの歌が味わい深くなりますね☆
すっかりご返信が遅くなってしまってすみませんでした。
自由研究ですか。
素敵な思い出のあるお花なのですね☆
確かに、なかなか自生しているものって、
山に入らないと見かけませんよね。
ご覧いただけて光栄です。
温かなコメントをありがとうございました☆
お忙しい中、コメントくださったというのに、
こちらからのご返信が、
すごく遅れてしまって、本当に無礼ですみません。
そうなんですよね。
細い茎のお花ですし、
風ですぐに揺れてしまいますよね^^
この日は、比較的風がなかったのですが、
それでも何度か撮ろうとしたら揺れてしまっていました(笑)。
彦星さんは、
すごく小さなものでもうまく撮っておられて、
風が吹くと大変でしょうけど、
さすがですね☆
心温まるコメントをありがとうございます。
ご返信が、
すごく遅れてしまいました・・・。
本当に無礼ですみません・・・。
さいたま日記さんが、
以前ブログでご紹介されていたワレモコウの記事、
とても心に残っています。
本当に、さびしげな感じも、
秋らしくて素敵ですよね。
お部屋にドライにして飾っておられるなんて素敵です☆
長く味わいたい花ですよね。
コメント、とても嬉しかったです。
本当にありがとうございます☆