花の心理分析 |
「花の心理分析勉強会」を開催しました。
お花を使った心理療法であるフラワーハートセラピー。
クライアントさんが心のままに、自由にアレンジを楽しむことで、
ご自分の心の内側のメッセージや、気にかけていなかった感情などが
お花を通じて表現されることが可能になるセラピーです。
この勉強会は、
セラピストが、そうしたクライアントさんの心に寄り添うための
お花による心理分析を目的としたものです。
フラワーハートセラピストとしての知識を身につけたセラピストから、
「より自分を高めたい」との、開催のご要望が高い勉強会で、
毎回たくさんの熱心なセラピストが集まってくださいます。
より多くの方にご参加いただけるよう、
先月は2回大阪で開催しました。
「アレンジした作品から心理状態がわかる」というと、
なんだか占いのようなイメージをもつ方も少なくありません。
「ここから何を読み取られるのかしら」などと、
占い師から怖い予言でもされるようなイメージをもつ人もおられるようで(笑)。
確かに、作品には、その方のさまざまな心の内側が表れます。
従来のカウンセリング等だと、ご自分が意識していることは言葉に出して伝えることはできますが、
自分でもよくわからない感情(「なんだかもやもやする」とか「なんかすっきりしないような…」)
といったものは、それがいったい何か(怒り?悲しみ?恐れ?何に対して?誰に対して?など)
自分自身わかっていないことがよくあります。
自分のことって、一番わからないものなのですよね。
フラワーハートセラピーは、
そういった、自分自身が気づかなかった部分(あるいは気づかないふりをしていた部分)、
=つまり「潜在意識」に、お花を用いてアクセスしていくのです。
今回の勉強会でも、
セラピスト同士でさまざまなケーススタディをしていきました。
私も、フラワーハートセラピーを学び始めたばかりの頃は、
どうして作品から心理状態がわかるのだろうかと、ちょっと不思議な気持ちでした。
しかし、フラワーハートセラピーを深く学んでいくと、
お花のもつセラピー効果や、
その意味の深さといったものが、本当に実感としてわかってくるのです。
6月の勉強会でも、みんなが選ぶお花やできあがる作品から、
「なるほどなー!」と感じることがすごくたくさんありました。
やはりアレンジした作品には、その方の心のメッセージが表れるのです。
私は、それを、占い師のように当てるためでなく(笑)、
ご参加された皆さんよりも少し先輩のセラピストとして、
一緒に作品を味わい、できるだけそれをわかりやすく解説してみました。
自分のことがわかるようになると、自分を大切にできる。
自分を大切にできるようになると、周りの人も大切にできるようになる。
そうして、新しい自分を認めることで、
自分の心の領域が広がり、
生き方が楽になる。
そうした自分への気づきをサポートするのが、
フラワーハートセラピーなのです。
その素晴らしさを理解し、
お花で人の心によりそうことのできる心優しきセラピストが、
一人でも多く増えるといいなと思います。
おまけ。
これは今日の自宅レッスンのアレンジ。
暑くなってきたので、お花で夏の涼を取り入れてみました♪