花と生活 |
ある映画のセリフで、
「バッグなんて一つで充分」という皮肉に対し、
「ファッションは利便性じゃない。アクセサリーはアイデンティティーの象徴なんだよ」
と、その者を諭すシーンがあった。
単なる脇役のセリフなのだけれど、妙に納得させられた。
ファーストフード、ファーストファッションでこと足りる時代だけれど、
それだけで充分と言い切ってしまうのは
「自分は物の価値を分かろうとしない人ですよ」
と表明するようなもの。
花も同じ。
生活に花なんて必要ない、という寂しい言葉は、
自分の生活に彩りがありませんという宣言だ。
まさに私が思っていることそのものだなあと、
すごく共感を覚える文章でした。
この文は、そこから、
少しでも花を生活に取り入れてもらう提案。・・・
と、続きます。
お花は、なくても人は生きてはいけるのでしょう。
だけど、本当に人は、
まったく自然に触れることなく生活を続けていたら、
果たして人間らしい心のバランスを保った生き方ができるのだろうか?
なんて思うことも。
無機質な空間に、ほんの少しお花があるだけで、
人は知らず知らずのうちに心救われているのかもしれない。
豊かな心、優しさ、ちいさな命をいとおしむ心、美しいものを見る感性…
いろんな、大切なことを、
花は教えてくれているのかもしれないな。
そんなふうに思うと、
この仕事を選んでよかったと思います。
このごろ本当は、
いろいろと自分に自信を失くしていたりした私。
だけど先日の講習会で、
いつもすごく厳しいご意見をズバズバおっしゃる大先生に、
初めて私の作品をきれいだと言っていただけました。
(じつはこの日も自分では思うようにできなかったとしゅんとなっていたので、
驚きましたが…)
くじけず前向きに頑張っていれば、
自信を失くしてへこんでる今のこの日々も、
この先のいいことにつながっていけるかな。。。
花のある生活の素晴らしさ、
それを信じる心だけは強く持ち続けて、
進んでいきたいと思います。
(あ、講習会作品じゃないですよ)
花にはいつも助けられている私です。
育ち花開き、枯れていく様は人間の一生と同じ。
何より綺麗に咲くことで私たちを癒してくれます。ありがたい。
すずさんも自信をなくすような出来事があったのですね。
ちょっと私とリンクしているような・・・(笑)
でも、きっとまたお花に助けられるのでしょうね♪
お花は本当に私たちを助けてくれますよね。
私は、あまりにレベルの高い人たちの中にいて、まだまだお花を生かせていない自分に自信を失くしたりしていました。
もっとお花と仲良くなりたいです。
お互い、頑張りましょうね。