バルビゾンに魅せられて・・・☆ |
今日は、
昨年末に行った、
三菱一号館美術館での
「ボストン美術館 ミレー展 ~傑作の数々と画家の真実」
についてのレビューを中心に
書きたいと思います☆
ミレーと言えば、
秋に行った「オルセー美術館展」での、
「晩鐘」が、
すごく感動的で心に残っていました。
今回の展覧会は、
そのミレーを中心とした
バルビゾン派の展覧会☆
私の好きなジャンルです^^
自然の風景やそこで働く人々への
敬愛と畏敬の念をもって
自然観察を大切にしてきた自然主義的な芸術は、
花にかかわる人間としてもやはりとても興味深く、
共鳴する点も多いので、
ぜひ観てみたいと思っていました。
入ってみると・・・
フォンテーヌブローの森や、
バルビゾン村の風景を描いた絵画を集めた展示室は、
そこにいるだけで、
森の中に入り込んだような気分に・・・☆
バルビゾン派の
素晴らしい作品が多く見られ、
それぞれの描き方・自然観察のしかたや、
また、
同じ風景でも、
時の経過とともに
表現が洗練されていったようすなども知ることができて
なかなか興味深かったです。
これ、とても好きな絵です☆
黄昏時の地平線の彼方の空の色といい、
光に照らし出された大地や、
そして手前には
小さな花が咲いている様子が描かれて、
自然の中の小さな命の輝きが
とても美しい作品でした。
やっぱり私は、
こういう絵が好きなんですよね~^^
今回のミレーの作品の中で、
この絵も本当に美しかったです・・・☆
ミレーは黄昏時が好きだったそうで。
空の色がどんどん変化し、
人々は一日の仕事を終える時間。
その、
つかのまのシーンの一つひとつの中にある、
自然や生命の奥深さが
温かく描かれていて、
本当に素敵でした。
黄昏の空気感や、
時間の経過もとても微細に描かれていて、
観察眼の鋭さにも感心しました・・・☆
自然や、
働く人々のようすをとらえたこれらの作品は、
ほのぼのとした温かさと柔らかさを感じられて、
幸せな気持ちになりました☆
額に汗して働くことの尊さや平等感といったものが
ミレーを始めとしたバルビゾン派の作品からは伝わってきます。
こうした点に、
自然への畏敬の念をもって
共感を覚えるのだろうな・・・
なんて思いながら、
温かな気持ちになった展覧会でした・・・☆
三菱一号館美術館の中庭には、
少しだけバラも咲いていました。
都会の喧騒を忘れるような
素敵な空間ですね。
美しい赤レンガの建物沿いの道は、
まるで英国の通りを歩いているような気分・・・^^
慌ただしい師走を忘れる、
ひとときの幸せを胸に、
美術館を後にして、
2014年最後の東京滞在は終わり・・・♪
いつもより早く帰れたので、
帰りの新幹線からも、
富士山が見えました♪
西に向かうときは、
かなり長く富士山を愉しめますね♪
この日は、
小田原あたりからも
ずっと富士山を見ることができました^^
普段は暗くなってから帰るので、
帰りの新幹線でこうして富士山を見られることはめったになくて。
たくさんの感動や、
豊かな時間をもらえた、
ありがたい2014年最後の東京出張からの帰路、
一年を振り返り、
改めて、
それまでの日々に感謝を新たにした、
一年の締めくくりでした・・・♪
いまさらながら、
昨年末を振り返っての個人的な出張日記を
長々と書かせていただきました(苦笑)。
最後までおつきあいくださり、
本当にありがとうございました・・・☆
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本日もご訪問ありがとうございました。
寒くなるようですね。皆さま、体調を崩されませんよう、温かく
してお過ごしくださいね・・・♪
すずさんが花のお仕事でどんどん前に進まれるのは
いつも美しいものに触れ、感性を磨き、刺激を
受けていらっしゃるからなんでしょうね。
今回見せていただいた絵は黄昏時の光が印象的で、
何気ない日常の終わりへの感謝に満ちていますね。
昨日と変わりない一日でも、その日一日を
反省し、感謝して終えることは大切だなあと
感じました。
いつも素晴らしいお話を聞かせていただき
ありがとうございます(*^_^*)
本物を見ると言うことは大事ですね。
写真だけでは絵の良さが分からないです。
大家の作品を数多く見て、感性を磨く必要があるのでしょうね。
そう言う機会をシバシバ持てると良いですね。
こちらの美術展は残念ながら見に行けてないのですが
お写真で楽しませて頂きました。
中庭のバラ、いいですよね。
本当にほっとするような空間で、
三菱一号館の当時の建物を、忠実に再現されてるとのことですから、そんなところを見て回るのも楽しみですよね^^
三菱一号館美術館のミレー展に行かれたんですね。
私も昨年の12月に観て感動しました。
ミレーの「種まく人」やバルビゾン派の絵画の数々、
すずさんが仰るように
フォンテーヌブローの森に迷いこんだような清々しい気持ちになりました。
ミレーの絵は、働く人々に対する尊敬の念と
彼らを讃え、崇高さに満ち溢れていますね。
暖かな光が、彼らを称賛し、
貧しくても、明日への希望を感じ取れました。
一年の締めくくりに相応しい展覧会でしたね。
温かなお言葉をありがとうございます。
もともと、
花のデザイナーとして、感性を磨きたいという目的から、
こうした美術展などを始めとした芸術にふれるようになったのがきっかけなのですが、
もともと好きな分野だったからか、
かなりはまってしまって、
自分にとっての趣味と楽しみのために通っているというのもあるんですよね^^
毎回そこで、
もちろん勉強にもなるし、
いろんな形で刺激をもらえることが、
私にとっての喜びでもあるんです。
黄昏の光の美しい絵画が、
とても印象的でした。
ミレーを始めとした、
バルビゾン派の絵画には、
primarosaさんのおっしゃるとおり、
日常への感謝や、
働くことへの敬意といったものが描かれているものが多く、
見ていてとても癒されるんですよね。
共感いただけてとても嬉しいです。
こちらこそ、ありがとうございます☆
コメントをありがとうございます。
ご返信が遅くなって、すみませんでした。
アラックさんもミレーやレンブラントがお好きなのですね。
光の魔術師と言われるレンブラントも、
素晴らしいですよね。
お写真を撮られる方は、
こうした光の使い方や構図という点で、
絵画とも通じる魅力を感じられるのではないかなと思ったりします。
ドクターイエローが2月8日に見られるのですか!
先日も、
岡山駅を通ったとニュースでやっていたようなので、
この時期はチャンスなのでしょうかね♪
お知らせくださってありがとうございます。
うまくチャンスがあれば、
私も一度見てみたいです☆
甥っ子などは、すごく喜ぶだろうなと思います^^
素敵なコメントを、ありがとうございます☆
コメントをありがとうございます。
ご返信が遅れて失礼しました。
自然の中で暮らす人々への温かなまなざし、
私もミレーの絵に、
そうしたものを感じて、とても好きなんです。
三菱一号館美術館、
建物自体も美しくて、
心地よい時間を過ごせますね。
この日は、
とても幸せな気持ちになれていい旅の思い出になりました。
温かなコメントを、ありがとうございます☆
コメントをありがとうございます。
本当におっしゃるとおりで、
私も、
ミレーの「晩鐘」などは、
確か教科書かなにかににも載っていたと思うので、
子供のころから写真等で一度は見たことのある有名な絵画として知ってはいたのですが、
実際に目の前で見たときに、
絵から伝わるなにかに対して、
こんなにも感動するものなのか、と実感しました。
ときどきそんな、
魂をゆさぶられる経験ができることは、
ありがたいことですね。
これからもそんな機会がもてるといいなと思います☆
温かなお言葉を下さり、
本当にありがとうございます。
三菱一号館美術館がお気に入りの場所なのですね☆
本当に、
中庭も、
都会の喧騒を忘れさせてくれるような、
ほっとする空間ですね。
つたないレビューですが、
ミレー展の雰囲気を少しでも感じていただけたら光栄に思います。
コメント、とても嬉しかったです。
温かなお心をお寄せくださって、ありがとうございます☆
先月ミレー展に行かれたのですね☆
同じ時期に同じ空間で感動を味わわれたのだと思うと、
嬉しくなりました♪
本当に、
森の中にいるような清々しさがありましたね☆
バルビゾン派の絵画は、
華やかさが女性に人気の印象派などと比べると、
ちょっと地味な印象をもたれる方もおられるようですが(笑)、
私は、かえってそういうところも好きで、
ありのままの自然や
働く人々に向ける温かなまなざしが、
とても好感を持ちますね。
Noyuriさんも同じお気持ちでご覧になられたのだと思うと、
とても嬉しく感じています。
本当に、一年の締めくくりにふさわしい、
いい展覧会でしたね☆
共感いただけて光栄です。
嬉しいコメントを、ありがとうございます☆