粋な刺激☆京都アート三昧♪ |
先週は、京都・大阪出張でした。
今回はそのときのようすを少し書かせてくださいね。
10日前の京都、
ちょうど祇園祭の時季に当たっていたので、
混雑をできるだけ避けて・・・
お祭りの喧騒から少し離れた、
東山の川沿い。
ここはとても心地よい場所です。
夏の京都とはいえ、
比較的気温も下がって過ごしやすい日でした。

まずは私の好きな、
細見美術館へ。
こちらでは今、
「若冲展」を開催しています。

若冲展と言えば、
この春の東京都美術館の若冲展は
なぜかすごい混雑で話題となりましたね。
これまでにも素敵な若冲展はあったのに、
なんであんなに・・・?と驚きましたが・・・^^
細見美術館の若冲の絵、
好きなものが多くて、
ここでゆっくり
若冲との再会を楽しめたらな・・・と思ってやってきました♪
入口には
「東京都美術館の巡回展ではありません」
「動植綵絵はありません」
なんて、大きく表示が・・・(笑)
そう思ってやってくる人もおられるということなのでしょうか・・・?(苦笑)
若冲と言えば、
あの緻密な超絶技巧の絵も素晴らしいけれど、
私は若冲の、ほっこり系の絵が好きなんです^^

なんか可愛くて、思わず笑みがこぼれるような^^
これ、
以前にもここで観たのですが、
ユーモラスであったかい気持ちになる^^

以前こちらで観て、
すごく印象に残っていた絵にも再会でき・・・
また、
今回初めて見られた絵もあって、
改めて若冲の圧倒的な画力にひきこまれました。
やっぱり若冲は、ものすごく絵がうまいね~☆
(なんて幼稚な表現・・・^^でもそれに尽きるような・・・)
あの、
墨だけで繊細かつダイナミックなデフォルメで表現した絵、
筆の運びまで
抜群のセンスのよさを感じます。
とくに今回は、
数種の菊の花を
見事に特徴をとらえて描き分けた、
「菊花図押絵貼屏風」の筋目描き等は本当にほれぼれ・・・

私も花のデザインの際は、
デッサン画を描くので、
植物の観察の仕方や特徴のとらえ方、
表現の仕方など、
本当に見習いたいくらいです・・・(足元にも及ばないけど・笑)
色を使わない墨の濃淡だけで
これほどまでに生き生きと魅せる奥行きの深さ、
まさに日本的な「粋」を
そこに感じました。。。☆
細見美術館は、
カフェも私のお気に入り♪

近代の琳派と称される
神坂雪佳の絵が飾られてて、
ここでも幸せなひととき過ごしました・・・♪
渋くてかっこいい若冲の世界を堪能したあとは・・・
余韻に浸りながら、
今度はすぐ近くの
京都市美術館での、ダリ展に寄りましたよ♪

本当はね、
このダリ展は、秋には東京の新美術館を巡回するから、
そっちで観たい気がしているのですが、
タイミングが合わないかもしれないので、
今回あわせて観ておくことにしました。
国内最大規模の大回顧展、
このあと見に行かれるご予定の方もおられるかもしれないので、
感想は少しだけにしておきますが・・・
入口には
「刺激的な内容があります」などと前もっての注意書きがあります・・・
そうですね~ダリですから(笑)

確かに、
かなり刺激的な「アンダルシアの犬」など、
おお~と思わせるダリワールドが・・・^^
でも観ているうちに、
ダリは変人とか天才とか言われるけど、
それだけで片づけられない一面がある人だったんだろうな・・・
と、私には思えてきました。。。
先日の記事にちらっと載せたのは、
このダリ展での「メイフェストの唇」ソファでした^^

ここは撮影OKエリアだったんですよ~^^
ダリの世界、
10~20代の頃の自分ならかなりハマった気がします。。。^^
刺激的なダリの世界はとても面白かったですが・・・
余韻を持って帰る、という意味では、
若冲の世界でもう一度お口直ししたい気がしてしまった私・・・(笑)
・・・個人的にはやっぱり
ダリは国立新美術館で味わってみたい気がします~。
似合うと思うんですよね~☆
でも、
東京展を巡回する頃は、
かなり混雑するかもしれない予感が・・・

2つの美術館を巡り、
刺激いっぱいもらったこの日♪
夕方には、
大阪で打ち合わせを控えていたので、
祇園祭の雰囲気はまったく味わえないまま、
京都を後にするのはちょっと残念だったけど・・・
遠く聞こえる「コンチキチン」の音に後ろ髪ひかれつつ(笑)、
アートに心満たされた、
京都の一日でした♪

さらっと書くつもりだったのに、
長々なってしまいました(汗)。
最後までおつきあいくださってありがとうございます☆
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本日もご訪問ありがとうございました。
今週も皆さまにとって素敵な一週間になりますように・・・☆
僕も、絵の裏側まで描いた若冲の本物を生で見てみたいです。
「コンチキテン」残念でしたね~次のお楽しみですね(^^)
美術を堪能された1日だったんですね♪
若冲は、私、実物に出会ったこと無くて、TVや写真での絵だけしかしリません^^;
精密な技を尽くした絵を描くイメージだったんですけど、
こんなほっこりした絵も描かれたんですね
幅広い才能の画家だったんですね
ダリは、たしかに国立新美術館に似合いそう(笑)
近代的な建物が合いますよね
って、京都市美術館は行ったことがないので、
雰囲気がよく分かってないのですけど^^;
すずさんの美術館めぐりのお話し、好きです^^
丁寧に書いてくださって、
とても嬉しいです♪
ちょうど先週、私も京都に行ったんですが、
やっぱり祇園祭はすごい人であきらめて、笑
同じエリアをウロウロしてました。
もしかしたらすれ違っていたかも・・・^^
若冲展とダリ展も来月行こうかな?と思っていましたので
すずさんの記事で、いろいろ参考にさせていただきました!
若冲展、ますます楽しみになりました。
ダリ展は迷っていたので・・やっぱり今回は見送ろうかな、笑
お忙しいなかなのに、多くの作品展の
訪問にバグースです。
もっておられている、芸術の感性があるから
ですね。
アラックには、全く芸術の二文字がないんですよ。
でもね、コンチキチンを少しだけ聞いて来れました。
こんばんは!
祇園祭には見向きもせずに
7月の京都の美術館巡りとは
とっても素敵なすずさん。
むしろゆったりと若冲の絵画を鑑賞できて
いい旅京都でしたね。
うらやましいです。
なかなかできないことです。
どうしてもコンチキチンにつられて
人が大勢いる方に行ってしまいがちですもん。
まどわされていないのがすてき!
またまたご返信が遅くなってしまって、
いつもすみません。。。
若冲は数年前に初めて見たとき、
なんという職人技なんだろうと圧倒されました。
今年は生誕300年にあたる年とかで、
各地で若冲展が開催されてて楽しみが多いんですよ。
でもコンチキチンの誘惑に乗れなかったのはちょっと残念でした^^
実際に見たら感激することでしょうね☆
いちご屋さんなら、いいお写真になさるのだろうな~なんて思いましたよ♪
コメントをありがとうございます。
いつもながら、
またご返信が遅くてすみません・・・(><)
若冲、TVや写真だけでも迫力の伝わる絵だと思いますが、
実際にご覧になると、たぶん誰もが強いインパクトを受けるのではないかな~と思うんですよね。
緻密な超絶技巧、本当にすごいのですが、
ほっこり系の絵にこそ、さらっと描いたかのように見えても、さすがのうまさが見え隠れするところが好きで^^
本当に多彩な絵師なんですよ。
京都市美術館も、京都らしいレトロで歴史を感じる建物としての魅力があるのですが、
ダリと新美術館の組み合わせは、想像しただけでなんだかわくわくしてしまいます(笑)。
私のつたない(&超個人的目線での・笑)美術館巡りの記事に対して、
そのような嬉しいお言葉をくださって、
感激です☆
温かなお言葉、本当にありがたいです・・・☆
こちらこそ、ご覧くださって、本当にありがとうございます。
これからも、おかしな感想を書くかもしれませんが(笑)、見ていただけると嬉しいです。
温かなコメントを、本当にありがとうございます☆
コメントをありがとうございます。
嬉しいです♪
こちらのご返信が遅くなってしまって、本当にすみません。
そうだったんですね~岡崎のほうを同じころに・・・
もしすれ違ってたら…お会いしたかった~^^
やっぱり祇園祭の界隈はすごい人出だったのですね。
私の超個人的な感想、
かえってご参考のさまたげになっていなければいいのですが(苦笑)
若冲展、京都はこれからまだ他にも予定されているようなので、それも楽しみなんです♪
細見美術館の若冲は、春の東京が盛大な派手さがウリだったとすれば、
こちらはかなり渋い路線、という印象かと思います。
あっ、ダリ、かなり刺激的なおもしろさ、
という意味では、なかなかな回顧展だったんですよ。
人によって好みはさまざまなので、
若冲とセットで、という意味では、
和風好みの私の場合、
順番を逆にして見たかったかもでした^^
好きなものを最後に食べるタイプなので(笑)
mielileiさんがまた若冲展に行かれたら、
ぜひご感想をお聞かせくださいね♪
コメントをありがとうございました♪
いつも返信がとても遅くなってしまって、
本当にすみません。
せっかくの祇園祭なのに、
そちらに行かず、ちっとも京都らしい風情も味わわずに箱の中におさまっている自分って、
もったいないことしているんだろうな~と思ったんですけどね^^
私もコンチキチンを少しくらいは味わいたかった気がしました^^
実際は人ごみを見たら怖気づいたかもしれませんけど(笑)、
お祭りの華やかさ、きっと一度味わったらたまらないことでしょうね。
アラックさんのブログでそのご様子を拝見できて、
私は嬉しかったです♪
いつもありがとうございます☆
お返事がとても遅くなってしまって、
本当にすみません・・・
京都の魅力をよくご存じの方にとっては、
祇園祭なのにそれを見もしないなんて、
本当にもったいないことなんだろうな、
と思いました。
人混みがすごいのだろうと予測していたので、
最初お祭りの時期と重なっていると知ったときには、
今回の京都行きの日程をずらそうかと思案したくらいなのですが・・・
ほんと、かえって岡崎界隈は人が少なめで、
ゆったりと美術館を巡ることができたのはよかったです。
でもあのコンチキチンは、
聞こえただけで心はもっていかれますね^^
仕事の予定がひかえていなければ、
きっと私も引き寄せられていたことと思います(笑)
人ごみ苦手ですが、一度味わってみたいかも・・・
でも一度味わうと、病みつきになりそうですね^^
コメントをありがとうございます。
ご返信、また遅くなってしまって、ごめんなさい。
若冲は、
本当に私にとっては勉強になる絵なんです。
そしてダリ、
青い空がとてもきれいですよね。
若冲に見る渋さや日本的な粋に魅了された直後だったので、
ついそれを引きずったまま西洋絵画を見ると、
そこに感情移入しづらかったのですが(笑)
前者とはまったく趣を異にする味わいを感じられたのも面白い経験でした。